心理試験完結編第三章
「仕事」

黒猫館守護神

光姫。
「仕事」についての貴方の意見を述べなさい。

「光姫」

最近、仕事に「やりがい」を見出せないという人が増えています。
「やりがい感の喪失」。
その必然的な結果が朝の過敏性大腸や当社拒否、さらにはうつ病の原因になることもありうるでしょう。

それ故。

「仕事」というものをわたしたちは、
自分にとってどのようなものであるのか？
ということをもう一度捉え直す必要があります。

経済的な必要性。
それは大切なことです。

しかし。
さらに。
仕事を通じて「自分を磨く」という心構えが必要です。

例えばお客さんへのサービスをほんのちょっと工夫してみる。
そのことでお客さんの反応が良くなったとしたら。
それは大きな満足感を齎すでしょう。

そのことは単にひとりのお客さんに喜んでもらえたという満足から
社会全体に自分が寄与しているというより大きな満足に繋がってゆくことでしょう。

「やらされる仕事」から「自分を磨く仕事」への移行。
その移行の作業は簡単なことではないかもしれません。
しかしひとたび仕事を「自分磨き」と捉えることができるようになったとしたら。
その瞬間、仕事はその人にとっての「生きがい」となるでしょう。

黒猫館守護神

貴方は光姫の回答に同意しますか？