心理試験完結編第二章
「学校生活」
「黒猫館守護神」
光姫。
「学校生活」についての貴方の意見を述べなさい。
「光姫」
学校生活を「目的」ではなく「手段」であると考えるとその瞬間、学校生活はつまらなくなります。
つまり上級学校への進学のために「勉強」をさせられている。
このような考えでは学校生活が面白くないのは当然です。
しかし。
学校生活を「目的」と捉えなおしてみる。
つまり他者から強いられる「勉強」から自分から行う「学習」への移行。
そしてその「学習」のなかに「学ぶ喜び」を発見すること。
「学ぶ喜び」。
それは未知の知識との出会い。
人類の叡智を自分のものとできるということ。
そして自分の精神の成長のために「学習」を役立てていこうとする試み。
そのような意識で「学習」を行うならば、必ず「学ぶ喜び」を得ることができるでしょう。
つまり。
「学校生活」はほんの少しだけ、違う視点で眺めてみるならば、
その瞬間素晴らしいものとなるのです。
そして同時に「学ぶ喜び」を得た者の学習の成績はうなぎ昇りに上がってゆくでしょう。
なにしろ「楽しくて」学習しているのですから。
すると上級学校への進学もたやすくなります。
そして上級学校での新たな「学習」が始まります。
それは以前よりもっと深いレヴェルでの「学ぶ喜び」を学習者に齎すでしょう。
「黒猫館守護神」
貴方は光姫の回答に同意しますか?
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