(黒猫館守護神本尊)

 

    

 

 

 

 

<光姫>

此処が聖域!?
くらやみ男爵がいない!?

<黒猫館館長>

光姫ッ!!
落ち着け!!
邪悪な波動がどこから来ているのか感じてみよ!

<光姫>

変です!!
館長様、この階からくらやみ男爵の波動を確かに感じます。
しかし男爵の姿はどこにもないです!!

<影姫>

それなら彼が出てくるのを待つしかないでしょう。
ただしそうなるとこっちが「受け」の体勢になるわけですが。

<ハムちゃま>

これは罠でちゅ!!
一刻も早く此処から出るでちゅ!!
いや〜な予感がしまちゅ!!。

<黒猫館館長>

全員落ち着けッ!!
5人と1匹で円陣を組め!
四方から眼をそらすでないぞ!!
くらやみ男爵は必ずこの階のどこかにいる。
恐らく不意を突いてくるだろう。
彼の策に嵌るな!

<浮世渡郎>

ぶるぶる・・・
あっしも此処で成仏かもしませんぜ。
むう?
これは!?
みなさん、ここに石碑がありますぜ!!

<影姫>

浮世。
貴方が読みなさい。

<浮世渡郎>

ハッ!!
ハイ!!
奥様!!
(汗)

 
「くろねこのやかたの住人に告ぐる。

星紀374551年。
異界より闇に組する邪命体、侵攻に及ぶ。
惑星βー118の星土、邪命体にて蹂躙されむ。

さればこのほどオルフェウスの使徒たる
くろねこのやかたの住人、防人として惑星βー118の盾なるべし。

これオルフェウスの意志と心得るべし。

邪命体、強大なるもくろねこのやかたの住人力を合わせ
侵攻をこの聖域で喰い止めるべし。

さればオルフェウスの巫女なる光の姫と影の姫、
その表裏一体の力を合わせる時、奇跡は起こらん。

光は天より降り人々を生かしめるべし。
影は光の届かぬ地下に潜りて病める人々を癒しめるべし。

光と影、これ表裏一体。
大いなる奇跡を起こさんとするならば、
光と影はふたりの戦士として破邪降魔の剣たるべし。

くろねこのやかたの住人、
光と影を助け、いちにんたりともぬかるべからず。

星紀374551年 黒猫館守護神建白。」

 

<黒猫館館長>

これは、、、守護神様の啓示だ。
今、啓示が降りたのだ。

<光姫>

光の姫と影の姫とは・・・
やはりわたしたち姉妹・・・!?

<浮世渡郎>

誰か来ますぜ!!

<光姫>

くらやみ男爵!!
いまこそ姿を現し、正々堂々と勝負しなさい!!

(ギイ・・・聖域の入り口が重く開く)

<光姫>

いざ!勝負!!

<浮世渡郎>

イヤ!!違う!!コイツは!?