ハムちゃまのお言葉
この部屋では含蓄溢れるハムちゃまのお言葉を紹介します。
<発言1>
『わたちはハムスターでちゅので難しいことはよくわからないのでちゅ!!!』
解説
この発言はハムちゃまの含羞の現れとみてよかろう。こころのなかではどんなに深遠なことを考えていようが、あえてそれを口にださない・・・このような姿勢はつねに「精進」の心を忘れないハムちゃまだからできるのである。中途半端な知識でなんでも知ったかぶりをしたがる現代人はこのハムちゃまの発言に学ばなければいけない。
<発言2>
『ハムスターは覇夢星と書くのでちゅ!!!』
<解説>
この発言はハムちゃまが「ど〜せハムスターのくせに」と館長にたしなめられた時に言い放ったお言葉。それにしてもなんという大胆な発言であろうか?「夢を覇する星」・・・まさに『巨人の星』の星飛馬のようではないか?ハムちゃまの熱血ぶりを端的に示すお言葉である。
<発言3>
『「強さは愛だ」、とは良く言ったものでちゅね!!!しかしわたちはこう付け加えちゃい!!!。「強さは愛だ。そして愛は強さだ」!!!』
<解説>
ハムちゃまが熱烈な特撮ヒーローもののファンであることは良く知られた事実である。この発言に見られる「強さは愛だ」とは1980年代の人気特撮ドラマ『宇宙刑事シャリバン』のEDの題名である。しかしハムちゃまはこれだけでは不完全だ、というのである。確かに「強さ」によって「愛」を示される場合は多いだろう。具体的に言えばヒーローは「強い」からこそ悪から、か弱き者を守るという「愛」を発揮する。しかし無制限な強さが暴走し始めたらどうなるのか?そこをハムちゃまは危惧しているのである。故に「愛は強さだ」とあえて逆転させることによって、愛なき強さなど不毛、とハムちゃまは考えているのである。ハムちゃまの「イケイケぶり」の裏に隠されている思慮深さを示す名言。
<発言4>
『「アラン」?「ジュネ」?「ロマンジュネ」?・・・ワアッッハハッハ!!!まだまだ甘いでちゅね!!!女なら「さぶ」を読みなちゃい!!!「さぶ」を!!!』
<解説>
ハムちゃまが「耽美派ハムスター」であることは一部で有名な事実である。この発言はある「耽美派」を自称する女性とハムちゃまが対談した時に言ったお言葉。ハムちゃまは『ジュネ』は創刊号から読んでいるらしいし、同人の世界にも造詣が深い。そんな「耽美」を知り尽くしたハムちゃまだからこそこういう発言ができるのである。この発言では要するに究極の美と究極の醜はぴったり一致するということをハムちゃまはいいたいようだ。故に耽美派を気取る者は『ジュネ』の「耽美小説」に醜を『さぶ』の「悶絶ホモ小説」に美を見出さなくてはならない。そこまで行ってようやく「耽美派」を名乗ることができるのだ・・・というハムちゃまの「徹底ぶり」が露見される名言。
<発言5>
『ゲイは身を助けるとは良く言ったものでちゅね!!!』
<解説>
「ゲイ」(=男性同性愛者)と芸(芸術・芸能)をかけたお言葉。ハムちゃまのユーモア・センスが感じられ心憎い。ところで、この場で説明するまでもないが芸術家にゲイが多いことは良く知られた事実である。筆者はこのハムちゃまの発言を聞いてハムちゃま自身がゲイではないかという疑惑を抱きハムちゃまをみっちり尋問したことがある。しかしハムちゃまはこの疑惑については完全に否定しているが今だ真相は明らかではない。