【中東紀行 40】スパリゾートホテル・テルマル
ごとごとごと・・・
トルコの田舎を「JTB」の文字が側面に大きく印刷された観光バスが行く。行っても行っても岩ぼこだらけ。いいかげんウンザリしてきた時、突如添乗員の森さんが大声をあげた。
「はーィ!!みなさんお疲れ様でした!パムッカレに到着です。本日の宿は「スパリゾートホテル テルマル」と言ってパムッカレでは有名なホテルです!!中には温泉、温泉プール、スイミングプールの三種の施設があります!!どれも無料です!!それではごゆっくり!!」
うむ。。プールか。水着は持ってきているが、どうも泳ぎたいという気分ではない。どうしよう・・・?
などと悩んでいたらたちまちテルマルに到着!
すぐに夕食となった。
自室を確認して濡れティッシュで顔を拭く。この瞬間が気持ちいい。そしてたちまち夕食会場へ出撃!大広間に行くと斎藤さんが手招きしている。わたしは斎藤さんの隣に腰を下ろした。
斎藤さんが口を開いた「貴方、若いんだからプールで泳ぐんでしょ?」
わたし「ええ・・・まあ(苦笑)」
斎藤さん「全く若いんだから一杯食べて一杯運動しなさいよ」
わたし「で、斎藤さんは泳ぐんですか?」
斎藤さん「70を越えたおばさんにそういうこと言うもんじゃないわよ」
わたし「え・・・ええ・・・」
漫才にも似た斎藤さんとのやり取りを経て本日の食事にありつく。
バイキング方式の食事なのでわたしは健康のため野菜を多く食べることにした。
もぐもぐ・・・食べながら周りを見ると白人が圧倒的に多い。パムッカレは温泉地としてヨーロッパでも有名であり、全ヨーロッパからリゾートに来る人間が多いという。そのせいであろうか。
食事を食べ終わったわたしは水着を持つと、「温泉プール」に向かった。スイミングプールはどうも気が向かない。
ホテルの奥の奥、温泉プールへの入り口がある。そこには・・・?
(一枚目の写真はテルマルホテル入り口)
(二枚目の写真はテルマルホテル夕食会場)
(黒猫館&黒猫館館長)