【中東紀行 04】東西飛行機比べ

 

 さてそんなこんなで時は過ぎ、いよいよ4月6日になった。
 トルコ旅行出発の日である。

 さて海外旅行といえば必ず乗らなくてはいけないもの、それは「飛行機」である。わたしは2008年から現在まで、

・エールフランス航空
・オーストリア航空
・トルコ航空

のみっつの便に乗ったがそれぞれの国の飛行機がそれぞれの個性を持っていて面白い。


 


 ところで飛行機といえばつきものなのが「スチュワーデス」である。

 スチュワーデスの「身長」は「オーストリア航空>エールフランス航空>トルコ航空」である。さすがゲルマン民族の国・オーストリア、まさに巨人の国である。

 スチュワーデスの「愛想」はエールフランス航空が一番良い。
 乗り込んだ瞬間「コンニチワー」と日本語で話しかけてくれる。その他の機内の会話もすべて日本語が通じる。
 オーストリア航空・トルコ航空ではほとんど日本語は通じなかった。

 スチュワーデスの「美貌」は?は比較したいところであるが、「蓼食う虫も好き好き」というわけで、これはあえて比較しない。



 スチュワーデスの次に楽しみなのが「機内食」である。わたしとしては「オーストリア航空>エールフランス航空>トルコ航空」の順で美味しかった。機内食は一般に全部脂っこい食事と思ったほうが良いが、特にエールフランス航空の機内食は脂っこいぞ・・・楽しみにしてくれたまへ。


  


 トイレのキレイさはどの国も同じくキレイである。さすが接客業、トイレは基本というわけであろうな。

 さてわたしは今回のトルコ旅行で隣のイスラエル人(イエス・キリストそっくり)にしつこく話しかけられ少々困った。イスラエル人は「フローム・シズオカ?」とわたしが静岡から来ているものと信じて疑わない。秋田から来ていることを説明するのにえらく時間がかかった。
 このような隣の席の人との交流も長時間のフライトでの楽しみのひとつだ。

 最後に、どこの国の飛行機でも基本的に前の座席の後ろにくっついているTVで映画や音楽番組が観られる。しかし当然のごとく字幕はない。こういう時は番組表で日本映画を探して観れば退屈しないで済む。
 今回のトルコ航空ではどういうわけか「世界の中心で愛を叫ぶ」という映画が流されていた。この映画のおかげで2時間楽しく過ごせたことは言うまでもない。

 さて海外旅行の基本というべき「飛行機」、この機内で楽しく過ごすように努力することも立派に旅行の一部なのである。

 

(写真一枚目はヒマラヤ上空。二枚目はトルコ航空の機内食。)

 

黒猫館&黒猫館館長