「おお!!ミラノよ!!
わたしはやってきた!お前の許(もと)へ!」
と自分に気合をかけて、ミラノ市内へと突入するわたし!
凄い!
車・バイクがビュンビュン走っている!
男も女もイカシタ・ファッションしている!
ブランド店が一杯!人間も一杯!
イタリアの都市ということで、もっとこう「ひなびた」雰囲気を予想していたわたしは良い意味で期待を裏切られた。日本の都市で言えば横浜・元町がミラノに近いであろうか。すばらしくファッショナブルで活気に満ち溢れた街である。
イタリアでは政治の中心はローマ、経済の中心はミラノ、と言われるくらいミラノはイタリアを代表する街である。また「水の都」ヴェネチア、「花の都」フィレンツェ、「永遠の都」ローマ、「ファッションの都」ミラノと「イタリア四大都市」に分類される場合もある。
かっていにしえの詩人がミラノを「都市の女王」と呼んだとか。
それほどまでに満ち溢れる華やかな活気!
ツアー一行はバスから降りるとぞろぞろとミラノ中心部に位置する「ドゥオモ」に向かってゆく。ドゥオモと言ってもNHKの変なマスコットではない。大聖堂のことだ。ここミラノのドゥオモもローマのサンピエトロ寺院に継ぐ世界二番目の大きさであるという。またアラン・ドロンが主演したルキノ・ヴィスコンティの映画「若者のすべて」ではアラン・ドロンがこのミラノのドゥオモに登るシーンがある。
(黒猫館&黒猫館館長)