種房宣言  

 

 

 

ファーストガンダムを識らず、、
「トミノ」という言葉が何を意味するのか。

そんなことは知らずともよい。

ただ「種」を愛する心があればよい。

いや、「愛する」ではなまぬるい。
種を渇望し、
種を貪り、
種世界へ没入してゆく。


「わたし、寝ても覚めても種世界の住人です。」
「キラ様を母親としてではなく、ひとりの女として愛しています。」
「『種』とこの世界で出会えたことを、両親に感謝します。」
「キラ様!あなたは神です!!新世界の神です!!!」
「田舎在住なので、夢にまでみたアニメートにやっと行けました。種グッズの山にクラクラしています。」


貴方がそのような者であれば、
この「種の部屋」は優しく貴殿を迎えるだろう。

さあ!踊りだそう!

ラクスの歌声に合わせて。
キラの優しさを称え。
アスランの激しさに憧れ。
カガリのひたむきさを賛美せよ。

今宵の宴はまだ始まったばかり。

あらためてようこそ。
「種の部屋」へ。

このささやかな部屋は、
「種房」の「種房」によるすべての「種」を愛する者たちのための宮殿。

貴方の中にもまた種はある。
その種がいつか大輪の花を咲かせるその日を夢み。
今はただ戦え。
暗い暗い土の中で。
貴方自身の絶望と戦え。

(キラが本当に戦うべきものはなんなのですか?)

貴方よ。
今はただ踊れ。

今宵、宴は始まったばかり。

さあ、愛しき種房たちよ。
こころゆくまで楽しもうではないか。

いつか貴方が「種」を糧として
「世界」への第一歩を踏み出すために。

「僕たちの世界は・・・」
(キラ・ヤマト、最終回最終場面の台詞)
 
 

 

 

AD2005年11月10日建白。
「種の部屋」管理人、ラクス・クリリン。

 

「一生懸命、書きました〜!!種房宣言。「種の部屋」、さあ始まるわよッ!」

 

音楽(C)WAKABA