地獄への渡り廊下
どこからか男の悲鳴が聞こえてくる・・・。
ここから先へと進む者よ。
汝が女性であるなら男という動物のありのままの姿を見ることになるだろう。
その体験はあるいは官能の琴線を撫でられる甘美な時間であるのかもしれぬ。
しかし汝が男性であるならもう帰ることはできぬぞ。
ここから先は男にとって・・・地獄だ。
しかし地獄とは落される場所ではない。
自ら堕ちる場所なのだ。
どん底まで堕ちてゆきたい男よ。
慟哭、絶叫、狂気の嘲笑
そのような地獄がおまえを待っている。
来たれ。
甘美で残忍な魂の牢獄へ。
ケダモノに還ったありのままの自分をみつめるのだ。
(黒猫館&黒猫館館長)