秘密基地行きモノレール
<リフレイン>
楽しい時間は長く続かないことを僕らは知っている。
あの少年の日の夏休み。
永遠に続くかと思われた黄金色の日々。
あの輝く太陽のしたで
いったいぼくらの誰がこの今夜の冥い夜を想像しただろうか?
だからせめて。
この夜が明けてぼくらにいつのまにか課せられていた<労働>の朝がくるまでに
この夜の果てを超えて
少年の日のまばゆい記憶の世界にへとばくらは逃亡するんだ。
そこでせめて儚い夢を
みることを誰にもぼくらは邪魔はさせない。
遊ぼうよ!夜が明けるまで!
僕もそして君も。
永遠に続く少年の日の午睡のなかで。